通夜の服装は?
一般の参列者は略礼服でも可能になってきました。
男性 |
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黒無地のネクタイとスーツ靴下・白無地のワイシャツ。 |
女性 |
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黒系統の地味なワンピースかスーツ・ストッキングも黒。
結婚指輪以外のアクセサリーはNG。ハンカチも黒か白。
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(勤務先や出先から駆け付ける場合は平服でも可) |
通夜と葬儀のどちらに参列すれば?
本来は葬儀に参列するのが望ましいが、現在では通夜が通常夕方から執り行われるので、昼間行われる葬儀ではなく通夜に参列する人が増えている。
葬儀と告別式の違いは?
『葬儀』は故人を葬る儀式(葬送儀礼)。もともとは親族・近親者が参列。
『告別式』は社会に対する告知や世話になった方への別れの(式典)
最近は『葬儀』と『告別式』が同時に行われているため全体で(お葬式)と呼ばれているのが現状。
香典はどのくらい?
一般的に親戚はその関係により10,000円から30,000円もしくは50,000円。
職場関係・友人・その家族・近所・5000円。
但し事前に他の人と相談できるのであれば足並みをそろえるも良い。
過去に身内の葬儀で香典を頂いていれば参考にして金額を決める。
いずれも正解はないが香典の金額をメモしておくと悩みは少ない。
焼香の作法は?
焼香の作法は仏教各宗派によって違いがあります。
浄土宗・曹洞宗・天台宗・臨済宗は特に焼香回数に決めはなく真言宗・日蓮宗は3回に決められております。
いずれも額に香をいただき焼香します。
浄土真宗・本願寺派は1回・大谷派は2回で額にいただくことはありません。
但し現状では通夜などで僧侶の入場前に焼香を済ますこともあるので受付で確認する事をお勧めします。
仮通夜とは?
元来通夜は近親者だけで行うものでしたが現在では通夜に出席する会葬者が多くなってきました。
その為亡くなられた日や通夜の前日に近親者だけで行うのが『仮通夜』です。
近親者が故人の死を受け止めるための時間を設け葬儀の前に気持ちの整理をつける機会になります。
家族葬とは?
最近よく耳にする言葉で『家族のみで行なうこじんまりとした葬式』『簡素化した葬儀』
『比較的費用の安い葬儀』とイメージでとらわれているようです。
この是非はともかく今後は増える傾向にあるようです。
そこで葬儀は誰のために行うかという観点から考えてみましょう。
まずは故人のためもうひとつは遺族や親族のために行うもの。
と言う事であればごく親しい人だけで故人との最後のお別れの時間をゆっくり過ごす。
『家族葬』は本来の葬儀の姿と言えるかもしれません。
しかし若干問題が考えられます。
人間は生前色々な方たちと関わりを持ち支えられて生きているものです。
人生80年には80年の歴史と故人のみが知りえる様々な人との出会いがあります。
『家族葬』で他に知らせずに済ませた後に大勢の故人のお知り合いが自宅に弔問に来られた。という例も多いようです。
人生の終焉を関係者の皆様にお知らせすることも大事な事だと思います。
『家族葬』の在り方は正解がまだ見つかりませんが,あってはならない家族の死はいつか必ず避けられない事実として受け止め納得のいく葬儀を執り行うのが遺族の務めと思います。
当社HPでは『家族葬』『密葬』などの場合でも関係者の皆様に弔事を告知する事をお勧めしております。
葬儀後に故人の関係者の皆様にお世話になった御礼の言葉を掲載しては如何でしょうか?
掲載内容と期間はご相談させて頂きます。
逝去を知らず通夜・告別式に参列していなかった場合は?
知った時点で電話か手紙で悔みの気持ちをお伝えする。時をおかず弔問する。
弔問で失礼をお詫びし仏前に香典を供える(ご霊前)
亡くなられた後の手続き・相続は?
預貯金は名義変更。相続確定後速やかに。(金融機関は知った時点で口座を停止)
自動車は移転登録。相続後15日以内。
クレジットカード携帯電話などはすみやかに解約。
不動産は移転登録。相続後速やかに。
公共料金は名義変更。すみやかに。など色々な手続きが必要です。
詳細につきましては、
こちらからPDFファイルにてご確認下さい。
通夜及び告別式などをやっと終えた中で悲しみの中気がまわらないのが現状です。
全てを短時間で処理するのは至難の業。
専門の業者(司法書士・行政書士。相続専門業者などが事細かく面倒を見てくれます)
当社HPにも各社のバナーがありますのでもしもの場合は相談をしてはいかがでしょうか?
遺族は身内の葬儀は初めての方や慣れない方が多く分からない事も多々あると思います。
分からないことは葬儀業者や年上の親族など周りの方たちに遠慮なく助けを借りて故人を偲ぶ時間を大事にされては如何でしょうか?
香典返しに礼状はつける?つけない?
香典返しに礼状はつけないのが習わし。
2度と起きてほしくない事なので礼状は出すべきではない。
会社名で香典を頂いた場合香典返しは不要ですが礼状は出したほうが良い。
特に親しい会社関係や大変世話になった場合は喪明けに御礼に伺う方法も。